引用:https://www.oomagari-hanabi.com/
大曲の花火大会は日本の三大花火大会のうちの一つに数えられ、毎年100万人規模の人出がある人気の花火大会です。
秋田県の人口が約100万人なので、子供からお年寄りまで全秋田県民が大曲の花火大会に集結するようなものです。
すごい人出ですね。
今回は車で大曲の花火大会に参加した人のために、なるべく渋滞を避けたルートをご紹介したいと思います。
秋田市方面への5つのルート
秋田県は隣の岩手県と比べて険しい山の間に町があることが多く、町と町の間を結ぶ道路が限られてきます。
ですから1本道に車が集中することは珍しくなく、流れが良さそうな大きな大通りでさえすぐに渋滞してしまします。
大曲から秋田市方面へ行くルートは次があります。
- 秋田自動車道ルート
- 国道13号ルート
- 勝田橋→広域農道ルート
- 出羽グリーンロード
- 日本海東北自動車道ルート
ルート2、ルート3、ルート4

ルート5

結論、出羽グリーンロードがおすすめ
結論からご紹介すると、ルート4の出羽グリーンロードがおすすめです。
出羽グリーンロードは地元の人が知る人ぞ知る、湯沢方面への抜け道としてよく利用されます。
日常的に交通量の少ない道路ですので、高速道路や国道よりも混雑を避けて帰ることができます。
ただ山間を通るルートなので、コンビニの気配がなかったり、案内表示を注意深く見ていないとルートから外れやすいといったデメリットがあります。
理由1 高速道路は出口で混雑する
ルート1の秋田自動車道がおすすめできない理由に、一番わかりやすいルートとして車が殺到しやすいというのもあるのですが、秋田中央インター直前の1車線化という理由があります。
高速道路の車線が減少するところは、交通量が集中すると必ず渋滞するスポットになります。
秋田南インターで高速を降りるという方は、秋田中央インターまで行かずに手前の秋田南インターで降りるから関係ないと思われるかもしれませんが、秋田中央インターと秋田南インターの距離は近く、秋田中央インターで発生した渋滞が秋田南インターまで続くことは珍しくありません。
仮に高速道路に入るまでは順調でも、秋田市出口付近で渋滞に巻き込まれる可能性が高いです。
同様の理由で、ルート2の国道13号も途中で車線が減少しますし、高速道路と違い信号もありますので、おすすめはできません。
理由2 国道46号+広域農道は盛岡への車で混雑も
ルート3は勝田橋から国道46号、広域農道を目指すルートになります。
こちらのルートはある程度混雑を避けることは期待できますが、出羽グリーンロードと違い、わかりやすい案内板の表示等はないので道に迷いやすいです。
加えてこのルートは秋田市から角館、岩手県盛岡方面への主要ルートでもあるので、普段からある程度交通量があります。
ですので出羽グリーンロードと比べると、あまりメリットは感じられません。
理由3 日本海東北自動車道経由は大回りすぎる
ルート5は国道105号で由利本荘市方面へ向かい、日本海東北自動車道を使って秋田市方面に北上するルートです。
国道105号で由利本荘市方面へ向かうところはルート4の出羽グリーンロードと同じですが、ルート5は出羽グリーンロードをさらに迂回して日本海東北自動車道を利用して行くルートになります。
ルート4の出羽グリーンロードと比べて道順がわかりやすいというメリットはありますが、出羽グリーンロードは交通量が少ない道路ですので、ルート4をさらに迂回するメリットは少ないです。
ルートの後半では日本海東北自動車道を使うので、いくらか時間短縮になるのではと思いますが、迂回路が大回りすぎるので専用自動車道の恩恵はあまり期待できないようです。
このルートでは、日本海東北自動車道はそのまま進むと秋田自動車道と合流するので、秋田自動車道と合流する手前の秋田空港インターで降りて秋田市方面に向かうのが良いでしょう。
秋田空港から秋田市へは道路が整備されているのである程度の交通量は許容できるようになっています。
まとめ
ルートごとのメリットとデメリットをまとめました。
- 秋田自動車道ルート
メリット:わかりやすい
デメリット:出口で混雑する - 国道13号ルート
メリット:わかりやすい
デメリット:一番混雑する - 勝田橋→広域農道ルート
メリット:交通量少なめ
デメリット:ルートが複雑 - 出羽グリーンロード
メリット:空いていて最短、出羽グリーンロードの案内板あり
デメリット :道順に注意する必要あり - 日本海東北自動車道ルート
メリット:わかりやすい、一番混雑を避けられる
デメリット:大回りすぎる
それぞれのルートにメリットとデメリットはありますが、帰りの運転は夜で道は暗く渋滞するしで眠くなりがちです。
ご紹介したルートを参考に混雑を避けて帰りましょう。