埼玉県知事選に出馬し、続けて海老名市長選に出馬したりと活動的なN国党の立花党首ですが、週刊文春を相手取り、名誉毀損で訴えるということで話題になっています。
毎回裁判は立花さんご本人が担当することがほとんどなのですが、今回弁護士をたてるとのこと。
弁護を担当するのは唐澤貴洋弁護士。
唐澤貴洋弁護士・・・誰?という方もいらっしゃると思いますが(私は知りませんでした)実はこの方は、以前から一部ではとても有名な弁護士なのです。
ある界隈で有名な唐沢弁護士ですが、実は過去には何度か炎上を起こしています。
今回は唐澤弁護士の炎上理由や有名な「ブリブリ」ネタとは何か。元ネタはどこからきているのかについてご紹介します。
唐澤弁護士が炎上した理由とは?
ことの発端は唐澤弁護士に相談を依頼したHさん(仮名)という人物がポイントとなります。
Hさんは、当時某掲示板で東日本大震災の被災者を誹謗中傷したり、他人の反感を買うような発言を繰り返し書き込んでいました。
Hさんの行動は更にエスカレートし、「住所を特定できるものならしてみろ」といった、挑発的な発言をするようになります。
しかし、最終的にはHさんは特定されることになり、Hさんに反感をっ持つユーザによってHさんの個人情報がばらまかれる結果となってしまいました。
流石に自分の情報や家族など自分の周りの情報まで拡散されることにことの重大さを認識したHさんは、当時ネットの炎上を得意としていた唐澤弁護士に炎上の対応を依頼するのです。
Hさんに反感をもって個人情報を拡散したユーザも、Hさんの対応が弁護士への依頼まで発展したのを受けて、一旦落ち着きを見せることとなりました。
しかし注目は徐々に炎上の依頼主であるHさんから唐澤弁護士へと移ることになります。
依頼を引き受けた弁護士としての逆恨みで唐澤弁護士が注目されそうなところですが、当時は逆に、悪ガキと言われていたHさんを弁護しなければならないということで、唐澤弁護士を擁護する声が多かったようです。
ですが徐々に唐澤弁護士の不手際や発言のおかしさが注目されるようになり、誹謗中傷が唐澤弁護士に集中し、唐澤弁護士が炎上する結果となってしまったのです。
通常であれば、多少の批判や小さい炎上は静観していれば収まるものですが、唐澤弁護士はこういった批判やからかいに真っ向から反応をしていきます。
あからさまな誹謗中傷からあまり批判的でない書き込みまで片っ端からIP開示請求を行ったことで、炎上からさらに炎上を呼ぶこととなりました。
弁護士という立場から、正義感をもって対応したのですが、結果として火のついたネットユーザーに油を注ぐかたちとなってしまいました。
ブリブリの元ネタは?
唐澤弁護士とセットで登場するのが、「ブリブリネタ」と言われるものです。
意味としては単純で、排泄を意味した低レベルな下ネタなのでこちらで書くのもはばかられますが・・・書きます。
そもそもブリブリネタの発祥は、某掲示板でのやり取りが中心となります。
Hさんから唐澤弁護士へと誹謗中傷の的が移ったことは、炎上の理由で説明しました。
唐澤弁護士への誹謗中傷の中には、「うんこを漏らした」などの小学生レベルの書き込みがされることもありました。
唐澤弁護士は、炎上と自分への誹謗中傷に対処すべく、IP開示請求を掲示板へ依頼します。
しかしこの依頼の対象が、それらしい本格的な誹謗中傷から、ほとんど誹謗中傷には取れない書き込みまで無差別に渡ることとなりました。
片っ端からIP開示請求されたものの中には、「うんこを漏らした」的なものも含まれていたため、これに乗じてこのような排泄ネタにトラウマがあると掲示板ユーザーが邪推。
それに飛びついたユーザーは脱糞ネタを展開し、ブリブリネタが殿堂入りとなる結果になってしまいました。
このように改めて書いてみるとくだらないなーと思うのですが、最近ではうんこドリルが売れるなど、低レベルな下ネタは意外と共感を得やすいのかもしれませんね。
ひろゆき氏と唐澤弁護士との直接対談(初)

Abemaでは、2018年10月30日に2ch創始者の西村博之さんと唐澤弁護士との直接対談が動画で公開されました。
動画はこちら
動画は序盤ではインターネットの歴史について紹介。
その後、西村博之さんと唐澤弁護士との対談という構成になっています。
インターネットの歴史の紹介では、Windows95の発売当時の様子からスタートし、話題はSNSの炎上へと移っていきます。
炎上に関連して、インターネットの炎上案件に強い弁護士として唐澤弁護士が紹介されます。
その後、唐澤弁護士へ悪質ないたずらや殺害予告がされた経緯の説明があり、インターネットのあり方について西村博之さんと唐澤弁護士との対談がありました。
対談では、自分への被害の発生を主張する唐澤弁護士に対して、ひろゆき氏は悪質なケースには一つ一つ毅然とした対応をしていくことが、違法行為への抑止力になると主張。
一方唐澤弁護士は、現在の法制度では悪質なネットユーザに対して、法的な対応していくことに限界があると主張します。
唐澤弁護士は西村博之さんや掲示板等のWebサイト運営者に対して、より適切な管理をしていくべきだと反論する形となりました。
どちらの言い分もわからなくもありませんが、法律って過度な規制には消極的な印象があります。
インターネットは自由な場だとは思いますが、Webサイトの運営者に対して過度な規制をするような法整備をすることは難しいのではと思います。
例えば車はメーカーが作りますが、運転するのは別の人です。
運転次第で事故は起こりますが、その責任をすべてメーカーが負うって難しいですよね。
掲示板を利用する人のモラルが改善して行くことを祈るばかりです。
まとめ
N国党の立花党首が依頼したことで
再び注目を集めた唐澤弁護士についてご紹介しました。
他人を誹謗中傷し、炎上に加担することはいいとは思いませんが、
誹謗中傷された側も火に油を注ぐことのないように適切な対応で対処したいものですね。
炎上の拡散力を使ってマーケティングに活かす手法もあるようですが、私はそんな度胸がないので炎上とは無縁な暮らし方をしたいものです。
みなさんも炎上には気をつけましょう!
出典:https://abema.tv
出典:https://www.youtube.com